ベビーちゃんの音感の発達
- えのひ
- 2017年10月2日
- 読了時間: 3分
週末に主人が仕事関連のイベントに 息子を連れて行ってきました。


熊谷スポーツ文化公園で行われた 埼玉県障害者スポーツ大会
(別名:平成29年度彩の国ふれあいピック秋季大会) http://sainokuni-sasa.or.jp/event/sainokuni/event_autumn/
健常者と障碍を持った方、両方が参加でき、 こんな様々な工夫を凝らした種目が体験できます。
フライングディスク ボッチャ 四面卓球バレー ダンス ターゲットを狙え などなど。
息子が帰宅して、さっそく 参加した感想を聞いてみました。
「耳が聞こえない人が手話をしているのをみて 何の意味か分からず、混乱した。」 とのこと。
息子の小学校では 手話や点字の授業なども 始めています。 おそらく5年生ころから、 特別授業で教えてもらうのかもしれません。
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さあ、前置き長くなりましたが ここからが「音感の発達」のおはなしです。
ベビーちゃんは生まれながらにして 視覚、嗅覚、味覚などの感覚を最大限に使って 自分の周りにある環境を自ら学び取っています。
特に聴覚はお母さんのおなかの中にいるとき から外界の音を知覚することができて 出産を経験したお母さんなら 映画を見ているときなど 腹内の赤ちゃんも一緒に音に反応した経験を 持っている方も多いと思います。
「対乳児音声」という言葉を 聞いたことがありますか?
ベビーちゃんを目の前にすると つい、だいの大男までもが赤ちゃん言葉に なってしまう、 ゆっくりとしたテンポの
「あ~~、ねむ~い でちゅか~。」 のような言葉です。
対乳児音声には、生まれつきベビーちゃんが とりわけ反応するように生理的になっています。
なぜなら、
母音が明瞭 ひとつの文が短い ピッチが高くて変化に富んでいる
これらの特徴から 話し言葉から、ひとつひとつの単語を見つけやすいのです。
それでは、日本人が難しいと感じる 外国語の子音の識別については どうでしょうか?
ベビーちゃんは 生まれた時から、どのような言語でも 母語として獲得できるように 特定の言語に依存しない 柔軟な知覚を持ち合わせているんです。
すごいでしょ!?
しかも、 おギャー!と生まれてから、 生後6か月までにその知覚能力が 最大になるんです。
一方、 生後半年から1年までの間は急激に低下します。
でも、 「じゃあー、うちの子、もう手遅れじゃない?」 と思わないでください。
言語を知覚する力は 向上⇒低下⇒保持⇒獲得 のようにスパイラル式に徐々に 上向いていくんです。
ワーカーという 学者さんの実験でも 証明されています。
だからって、 英語がぺらぺらになるために おなかにいる時から生後6カ月まで CDの音声をず~と聞かせれていればいいのか?
答えはNOです。
テレビやオーディオで学習した乳児よりも、 生身のヒトとやり取りしたり、 絵本、おもちゃを使ってコミュニケーションを とったりした方が ベビーちゃんは、より注目度がアップします。
外から刺激をたっぷり受けて 英語のシャワーたっぷり浴びて 毎週、わくわくイングリッシュに足を運んでみませんか?
続けていくことで スパイラル式に外国語に対する知覚が 発達していきます(^_-)-☆
http://irohagakudou.wixsite.com/kids/blank-11
